ホームバンクのG1戦となる鈴木圭一郎(31=浜松)は、10R準決勝戦を1着で通過しても表情が冴えない。
「宏和(鈴木)に乗って、理想的な展開を作れた。とにかく手前がないんですよ」。エンジン状態に納得できない様子だ。「実績のあるクランクケースに交換します。新品にするのは怖いので、以前に使っていた物を入れます。飯塚のG1戦で良かったときの部品です」。早速レース後は、同僚に手伝ってもらいながら大整備に入った。鈴木は史上最年少でグランドスラムを達成した昨年8月のオートレースグランプリ以来、SGの優勝から遠ざかっている。今年は普通開催で1度優勝しているが、現時点でグレード戦制覇はない。今回の優勝戦は、SG並みの豪華メンバーが集結した。このままではプライドが許さない。SG16冠の天才レーサーが、評判の整備力でマシンを立て直す。地元ファンのためにも最高のパフォーマンスで首位争いを演出する。





















