今節は、130期の藤原仙二(18=滋賀)と大森翼(20=兵庫)がデビュー戦を迎える。

藤原は、ブエナビスタやレーヴディソールなどを担当した腕利き調教助手の吾郎さんが父。前節優出3着だった65号機をゲットした。「特訓ではスタートを入れるのに必死で、比較する余裕がなかった。ただ、足合わせで勝つ人はいました」と好感触を得た。

終了記念ファイナリスト(フライング)の大森は、引いた58号機に「乗りにくいし、下がっていた、複勝率(41・2%)ほどの足はない」と肩を落とす。地元の尼崎でデビュー予定だったが、ウイルス性胃腸炎で欠場。「申し訳なかったです。でも、体はもう大丈夫」と笑みがこぼれる。「びわこに練習で来た時から乗りにくかったけれど、乗りこなせば他場で乗りやすくなる。頑張りたい」とガッツポーズを見せた。

大森は6R6枠、藤原は7R6枠で、ボートレーサーとしての第1歩を踏み出す。