スポーツ&カルチャー体験フェスティバル「スポカルSP 2022 at つどーむ」が19日、札幌市スポーツ交流施設コミュニティドーム(つどーむ)で開催された。3年ぶり9回目の同イベントには、オートレーサーの森且行(48)、競輪からは新田康仁(48)と函館市の遺愛女高卒の畠山ひすい(20)が来場した。

21年1月にレース中の落車事故から復帰に向けリハビリを続けている森は、トークショーで北海道のファンの前に登場。3年ぶりとなる北海道では前夜にジンギスカン店を3店訪れるも、長蛇の列で断念した話を披露した。

復帰プランにも言及した。これまで5回手術したが、再開した練習での感触から6回目の手術を回避することに。「地元(川口オート)で復帰したい。やはりこだわっているし、地元は安心できる。半年かけて準備して、12月から練習参加。1月の真ん中あたりでレースに参加できればいいかな」と説明。復帰戦については「勝ちたいんだけどなぁ。そんなに甘くない。でかいことを言いたいのですが。まずは『無事ゴール』です。1着が一番良いに決まってますが、とにかく復帰だけを目指していきます」とファンを前に誓った。

森の前には競輪の畠山と新田がステージに立った。畠山は4月に行われた競輪選手養成所の第122期(ガールズ11期)生による卒業記念レースで男女を通じ北海道勢として初優勝し、将来を期待されている。「7月に函館でデビューすることになりました。応援よろしくお願いします」と地元デビュー戦を前にファンにアピールしていた。