伸び型に仕上がった小坂宗司(41=大阪)が、12Rで5連勝中の鈴木勝博をまくり差しで撃破した。

鈴木はイン戦、6連勝ほぼ当確のような雰囲気だったが、3コースから松下一也が仕掛け、それに乗って4カド小坂が1Mを突き抜けた。序盤から伸び仕様で仕上げ「行き足、伸びはトップクラス」と豪語。そのパワーを見せつけた。

これで得点率もトップ鈴木(9・67)に対して、9・40まで迫った。4日目8Rは小坂が1枠、鈴木が5枠で再戦する。「スローのスタートは大丈夫です」。鈴木を寄せ付けず逃げ切る。