地元で本格デビュー戦を迎えた日高裕太(20=静岡)からは大物感が漂う。

検車場では常に落ち着いている。チャレンジ予選5Rも前受けから突っ張り先行。最後は須藤誠を振り切り、首位発進を決めた。

レース後は「ジワジワと上げていければ、後ろが楽だったかもしれない」と、快勝にも反省を忘れなかった。

今回はモーニング開催で、開門は午前10時。5R発走は、ちょうど10時だった。「小学校の時の友達が来てくれてました」と笑い、この時ばかりは20歳の表情に戻った。

準決5Rも堂々とした走りで連勝を決める。