1枠赤坂俊輔(39=長崎)が逃げで今年初優勝を飾った。3Rから安定板は付いていたが、11R本番からさらに強いホーム追い風となった。それでも、インからコンマ16の堅実スタートを決め、1Mは「フライングを持って無理できないし、この風なのでターンマークを回ることを考えた」と冷静なターンで、握った古沢光紀、差した木村光宏らを振り切った。「板が付いて、行き足から伸びが落ちていました」と機力は下がっても、安定したターンで今年初優勝を飾った。

昨年は優勝6度と荒稼ぎして、地元・大村SGクラシックに出場した。今年はフライングなどでリズムを崩したが、この優勝でリズムを変えられる。若松は8月お盆、今節と走り、10月のファン感謝3Daysボートレースバトルトーナメントと3カ月連続の参戦になる。「走らせてもらっているので結果を残したいと思います」と締めくくった。