優勝戦は全艇ゼロ台の踏み込み。壮絶なスリット合戦となったが、服部幸男(51=静岡)が逃げ切り、8月児島に続く今年2度目の優勝を決めた。4カドから果敢に攻め込んだ佐々木康幸はあと1歩及ばず2着。3着には前本泰和が入った。

初日こそ3、4着と勝ち切れなかったものの、2日目からは5連勝。地元浜名湖では昨年2月以来、通算37度目の優勝となった。「エンジンはいい状態に仕上げられました。なかなか優勝できなかったから、特別な思いですね」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

次節は10月5日からの福岡一般戦。そして、11月4日からは地元でのG1周年に出走する。「最近はうまく調整ができてるし、いつも通りベストを尽くします」ときっぱり。おなじみのフレーズで今後の活躍を誓った。