節一と評判の伸びを武器に、初優勝を目指す地元の4枠大谷健太(34=埼玉)に声援が集まる中、優勝戦が行われた。1枠の新田泰章(35=広島)が鮮やかな逃げを決め、今年3度目のV。通算6度目の優勝を飾った。2着は大谷健太、3着は田中辰彦。3連単配当は3180円。

レースは、3枠の宮下元胤(40=愛知)が3カドの勝負手を選択し、2対4。センター勢が注目を集めたが、インから新田がコンマ15のトップスタート。しっかり1Mを先マイし逃げ切った。

宮下の3カドは「自分のスタートに集中してて気になりませんでした」といい、続けて「全速でスタートはいけました。(スタート後)大谷(健太)選手はちらっと見えました。意識をしてましたし、かぶされるほどではなかったので自分のターンに集中し、なんとかできました。結果的にエンジンのおかげで勝てました」と笑顔で相棒の32号機に感謝した。

次走は12月13~18日の児島一般戦に登場予定。