ベスト6がそろったファイナルは、スタート巧者の渡辺和将（32＝岡山）がキーマンになる。

今年4月の蒲郡周年を制し、念願のG1タイトルホルダーの仲間入り。準優11Rは文句なしの逃げを決めて、G1では5度目の優出を果たした。「足はめっちゃ良くなって、展示タイム以上に出ていると思う」と伸びに自信を持っている。

進入は5枠・深川真二の前付け必至だ。「3コースの中団か、カドにするか、ひと晩考えます」。脳内作戦会議に時間を費やすが、「優勝だけを目指して頑張ります」と、スタートに気持ちを込めて攻めるつもりだ。