愛知の重鎮・一丸安貴(50、A級2班)が27日、引退届を提出した。

70期生として92年8月にデビュー。強力な地足を武器に06年のG2小松島ふるさとダービーで優勝。G1でも01年日本選手権(松戸)決勝3着、04年寛仁親王牌(前橋)決勝2着の実績がある。また、近年は日本競輪選手会中部地区の本部長としてもらつ腕を振るった。

「個人的には30年も走って、選手としてやり切った感があります。悔いは一切ありません」とコメントした。通算成績は2342走360勝、2着278回、3着259回。総獲得賞金は6億9242万4435円。