中里福太郎(27=北海道)が昨年11月の高松以来、7場所ぶりの初戦勝ちを決めた。

予選5Rは、打鐘4角からたたいて先行し、堂々の逃げ切り。「久々の予選1着はうれしい。割と楽に(前に)出られましたね」と、人気の別線粉砕に満面の笑みを浮かべた。

昨冬は実家のある長崎に冬季移動していたが、「実家だと、どうしても気の緩みが出てしまう」と、今冬は親しい下岡将也のつてで昨年12月初頭から四日市で汗を流している。「浅井康太さんとか柴崎淳さんとかにもまれて、いい練習をさせてもらっています。今日(初日)はその成果が出たかな」と話した。

準決7Rは、志願して北日本の先頭で戦う。2日連続での本線打破となるか、注目だ。