1枠吉川元浩(50=兵庫)が押し切り、今年3度目の優勝。

1着6本、2着1本の準完全Vを飾った。

インからコンマ16の踏み込みを見せたが、2コース平石和男が1艇身以上遅れる想定外の展開。ただ、1Mは3コース川崎智幸が振り込んだため、吉川は悠々と回って逃げ切った。2着は差した平石、3着には高浜芳久が入った。

優勝戦に向けて、ペラをいろいろ試しながら調整して迎えた。「良かったね。完璧だった」。万全の状態に仕上げた。2月の尼崎、大村に続く今年3度目、若松ではG1周年2度を含む、6度目の優勝を決めた。来月はプレミアムG1マスターズチャンピオン(18~23日)で戻ってくるだけに、さらなる活躍への期待は膨らむ。