篠崎元志(37=福岡)の約8年ぶりのSG戴冠はならなかった。

イン土屋智則に対して、4カドから果敢に握ったが、あと1歩が及ばず2着。「一瞬、力が入ったっすわ。ちょっと、水面が高かったですね」。いい仕上がりで臨めただけに、悔しさをにじませた。しかし、今回の2着で賞金ランクは6位に浮上。「ジャンプアップできたと思う。いいかげんグランプリに出たいんで、1走1走しっかり走っていきたい」と意気込んだ。さらに史上12人目となるゴールデンレーサー賞を受賞。「積み重ねで取れるものですから、良かったです」と、受賞の喜びを口にした。