山田祐也(33=徳島)が、リズム再浮上に気合を入れ直す。

4日目は前半6Rのイン戦で、4カドから握る吉川晴人に抵抗したところを2コース出畑孝典に差されて2着。それでも後半10Rでは、3コースから鮮やかにまくり差しを決めた。得点率を8・75として、予選を2位でクリアした。

前期(22年5~10月)は5月鳴門、10月大村でフライングを切り、以降は持ち味のスタート力を生かせなかった。今年1月に復帰したが、5節走ってまさかの優出なし。前検日に「(今節で)いいきっかけを作ります」と宣言した通り、予選道中ではきっちり3連対。相棒の30号機も出足や回り足が良く、山田を後押ししている。

準優11Rは1枠。しっかりと逃げて、今年初の優出を決める。