中辻崇人(46=福岡)がイン速攻で下関で通算6度目の優勝を飾った。

初降ろしの63号機に合わせて新ペラを大きく調整。短期決戦で序盤から上位クラスに仕上げた。レースはスリットでやや後手に回ったが、1Mで差しに構えた吉村正明を振り切り、2Mを先にまわって決着をつけた。

「優勝戦は回転が上がってたのでチルトを0・5度から0度に下げた。全体にバランスが取れていい状態で走れました」。ただ、エース級? の問いには、「上位だけど、エースという感じじゃないですね。迫力はなかった」と首をひねる。果たして、63号機がどうなるのか、今後が楽しみだ。