予選3位通過だった桐本康臣(43=三重)は、準優10Rを逃げ、優勝戦は1枠を引き寄せた。

準優11Rで2位通過の長田頼宗が大敗、同12Rは1位通過の若林将が2着に敗れたため、桐本に優勝戦の絶好枠が巡ってきた。

「リズムはいいですね」。今節は3日目に通算1500勝を達成し、優勝戦は絶好枠をゲットと、確かにいい流れでファイナルの1枠に臨める。「足に関しては問題なく、どこからでも行ける足。乗り心地も徐々に良くなっているが、まだ気持ち良くは乗れない。優勝戦はコンマ10の全速を目標に。戸田で結果を残してるのはいい(エンジン)のを引けているから」と話した。

今年1月、当地で優勝を飾っており、戸田での連続Vがかかる。さらに今年はその戸田以外に2月津、3月多摩川で優勝と、ここを勝てば早くも今年4度目の優勝。近況は絶好調モードを継続中だ。「優勝回数は意識していない」と話すものの、絶好枠なら気合の先マイで今年4度目の優勝は、かなり有力だ。