佐藤慎太郎(46=福島)は21年の3着、昨年の2着に続き、3着で3年連続でダービーの表彰台を確保した。ただ、レース後は神妙な面持ちで「(清水)裕友も強かったし(新山)響平も勝ちに行く形でいったが、足の問題かな。俺は弱さを再確認した」と、ため息をついた。

新山が不発とみた最終2センターで内に切り込み、4角では優勝した山口拳矢を張るなど存在感は示した。だが「あそこも101%の力で入っているからね。もう少し余裕があれば、優勝もあった」とうなだれる。「時間はもうない。限られた時間を集中して過ごしたい。悔しいね…余すことなく力を出して、一生懸命やったので悔しい」と振り返った。