12Rで「スーパープロピストレーサー賞」が行われ、古性優作(32=大阪)がまくって、通算35度目の優勝を果たした。2着には稲川翔が入って大阪ワンツー。3着は東口善朋で、古性ライン3車で上位独占となった。

脇本雄太-山田久徳が前受け、近畿別線の古性-稲川-東口が3~5番手。単騎の浅井康太が続く。新山響平-新田祐大の北日本コンビが7、8番手に付け、単騎の松浦悠士が最後方。残り2周半から新山-新田が前をたたくと、松浦、古性ラインが切り替え、脇本が8番手へ。新山が先行態勢に入った後、番手の新田が車間を空けた最終ホームで、3番手の松浦が先に仕掛けた。新田ともつれたところ、古性が満を持して最終バック過ぎからまくり上げた。松浦の抵抗もはねのけ、1着ゴールに飛び込んだ。

古性はこのレースで脇本と別線勝負を選択。タテの勝負を貫き、次回に控える地元の岸和田G1高松宮記念杯(6月13~18日)へ弾みがついた。

脇本は見せ場なく、8着に終わった。

2車単(7)(4)2030円。3連単(7)(4)(8)8120円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)