鈴木規純(48=福島)が、予選2Rで留飲を下げるこん身差しで、3月の地元いわき平準決以来の1着をつかんだ。

直線を向くと空いたコースを気持ち良く伸び「前回(大垣で)失格した後に1着が取れたから、気持ち的にもやる気になります」と、2カ月半ぶりの先頭ゴールを喜んだ。前回の失格で今期審査での2班昇級が厳しくなっただけに、この勝利で心機一転といきたいところだろう。

神山雄一郎の900勝達成にも刺激を受けたという。「神山さんの900勝なんかは、本当にすごいですよね。相当苦しかったんだと思う。それに比べれば…」。来期は2班に復帰する鈴木。「1度気持ちが切れるとズルズル行くから」と気合を入れ直していた。