予選トップ桐生順平(36=埼玉)が、準優12Rを危なげなく逃げ切った。3度目の地元周年優勝へ、エースが王手をかけた。だが、口を突いて出たのは「足は良かったけど回転がズレてました」という反省の弁。スタートはトップタイミングとはいえ、コンマ16と満足いくものではなかった。「起こしの部分が合ってない。合わせられればスタートは大丈夫と思う。(優勝戦1枠は)すごくうれしい。結果を出して終わりたい」。

地元ファンの期待を力に変え、優勝戦もイン先マイで押し切る。