6月に岸和田競輪場で行われたガールズG1「第1回パールカップ」優勝、7月函館で通算500勝を達成した児玉碧衣(28=福岡)の記念祝賀会が8日、久留米市内のホテルで選手や関係者約170人を集めて行われた。

緊張の面持ちであいさつに立った児玉は「15年にデビューをして、今年で9年目になります。デビュー戦の最終日に賞金を受け取るんですけど、アルバイトを1度もしたことがない私にはすごく大きな金額で、興奮したことを覚えています。そこから私は“お金のとりこ”になって、3年連続でグランプリも優勝して、お金を稼いできました!」と“あおい節”全開で笑いを誘った。

だが、昨年のガールズグランプリの話題に触れると表情が一変した。「落車して初めて骨折を経験して、そこから苦しい思いをして…」と涙で言葉を詰まらせた。「なかなか成績が出せなくて悔しい思いをしてきたけど、走れる喜びだったり、勝ちたいと思う初心に返る気持ちが出てきて…。そこから、初めてのG1で完全優勝。すごくうれしかったし、私の姿を見て応援いただいている人が、自分のことのように喜んでくれている姿を見て感動したし…。嫌いな練習を頑張ってきて良かったなと思いました」と振り絞りながら感謝の言葉を口にした。

「競輪界に飛び込んだのも、家族の勧めがあったから。この世界に入って、今こうやって自分の走りを評価してくれるたくさんの人がいるんだなと、すごく感謝しています」と、感動のスピーチを締めくくった。