日刊スポーツ新聞社制定「第37回競輪年間三賞」の受賞者が決まった。ガールズ最優秀選手賞は佐藤水菜(25=神奈川)が全会一致で選ばれた。表彰式は2月15日に東京・品川プリンスホテルで行われる。

23年のガールズNO・1は佐藤水菜が選出された。「すごくうれしいです。(日本での)出走本数が少ない中、自分の力を出し切って、タイトルと念願だったGPを取ることができて良かった」と喜んだ。

G1オールガールズクラシックの初代女王、そしてスピードの違いを見せつけたガールズGP制覇で、国内を平定してみせた。

次は世界の頂点がターゲットだ。今夏には目指してきたパリ五輪が控えている。2月のアジア選手権など国際大会での五輪出場枠獲得とともに、五輪代表選考のために、厳しいトレーニングに打ち込んでいる真っ最中だ。

「今年は勝負の年。まずはベストを尽くして五輪に出られるように、そして(五輪を)走れたらメダルを獲得したい。ガールズGPに出られたら2冠を目指したいです」。「世界のサトミナ」になって、日本のバンクに戻ってくるはずだ。

◆佐藤水菜(さとう・みな) 1998年(平10)12月7日生まれ、神奈川県茅ケ崎市出身。茅ケ崎高卒。競輪学校(現養成所)114期生として18年7月に四日市でデビュー(11(4))。自転車競技で21、22年の世界選手権女子ケイリン銀メダル、昨年のアジア選手権では金メダルを獲得。163センチ、59キロ。血液型A。

◆表彰式に読者10組20人をご招待 2月15日に東京・品川プリンスホテルで行われる競輪年間三賞の表彰式(午前11時開始)に読者10組20人を招待します。希望者は、はがきに2人の住所、氏名、年齢、電話番号を明記して、〒104・8055(住所不要)日刊スポーツ新聞社広告「競輪年間三賞読者招待」係まで。24日必着。希望者が多数の場合は抽選で当せん者を決めます。発表は招待状の発送をもって代えます。応募は1人1枚でお願いします。