畠山ひすい(21=北海道)が追い込んでガールズフレッシュクイーン(GFQ)を制した。2着は又多風緑、3着には竹野百香が入った。

最終ホームを迎えて、先頭は竹野で2番手に松井優佳。3番手の畠山は河内桜雪にふたをされて、内に詰まる形になった。2角で松井が車を外に持ち出すと、畠山はすかさず踏み込んで竹野の番手に入った。ゴール前は一気にスピードを上げて差し切りVを決めた。

「いつもなら車を下げて6、7番手から巻き返すけれど、前回そのパターンで失敗したので、今回は下げないと決めていた。ゴール前は足を使っていなかったので(優勝へ)いけるかなと思った。これからは常にG1で戦えるように力をつけていきたい」と畠山は喜びをかみしめた。

2着に終わった又多は「勝負どころで後ろになってしまったのが全て。位置取りが悪過ぎた。そして、畠山さんの力量が上だったということです。2着に入れたのは救いだけれど、次の戦いで勝てるように頑張りたい」と振り返った。