清埜翔子(32=埼玉)に思わぬ壁が立ちはだかった。それはイン戦だ。3日目10Rではインから、コンマ28とスタートで立ち遅れて5着に終わった。初日のイン戦(3着)に続いて、まさかの取りこぼしになっている。

原因は分かっている。「起こしが来ていないし、行き足が良くないです。今まで(他のコースで)スタートが決まっているのもたまたま。正直、スタートは怖いです」と悩みを打ち明ける。

4日目は5R3枠、12R5枠の2走。B級で参戦していた過去の当地よりも、A1級の現在は乗りっぷりが目立つ。

「まだ水面に苦手意識があります。8月もあるので、スタート勘などいろんなものをつかんで帰りたいです」

当地で行われる8月のレディースチャンピオン(プレミアムG1)へ向けても、大切な1節になる。