予選敗退(4着)した奥井迪(42=東京)が、選抜8Rでまくりを放ちリベンジの勝利を飾った。

「実は直前の練習の感じが良くて、今回は楽しみにしていたんです。でもメンタルの部分もあったのか、レースで出せなくてがっかり。はっきり言って調整の失敗でした」と打ち明けた。

最終日の戦いは大切だが、意識は次のG1、パールカップ(岸和田、6月11~13日)に向いて「パールカップに向けてつながりがある走りがしたい。調整に関しても、あと1カ月半あるのでピークの状態に仕上げていく」と力強く話した。最終日こそ、自慢の先行力を発揮して連勝で締めるつもりだ。