桑島和宏(39=東京)は前節、4月30日まで開催の住之江ボート一般戦で優出。最後までA1級勝負駆けにチャレンジしたがわずかコンマ0・02届かず、2024年後期勝率6・21でA2級残留となった。新期は地元の江戸川から出走する。

「A1級ボーダーは結局、いくつだったんですか? 6・23? じゃあ、厳しいですね。住之江で準優勝って、優勝戦でもう少し着が上だったらって? いやあ、きついきつい。はい。しょうがなかったです」。やれるだけのことはやっての結果だけに、桑島はさばさばした表情で前節を振り返った。

今回の江戸川は新エンジン、新ボート、プロペラも更新され、加えて江戸川は今節から温水パイプも外れた。まさに『新期一転』にはもってこいの開催だ。「足は、どうかな~。ペラはたたいていったけど、前検は水面が悪くて感触がわからなかった。風と波がぶつかっちゃってたんで…。ペラと外周りをやります。いつも通りの調整で」走り慣れた江戸川らしく、調整も普段通りを心がける。初日は9R4枠の1回乗り。カドから的確な差しで初日好発進を狙う。