24年最後の優勝戦。大みそか決戦は地元の青木蓮(24=埼玉)が、2コースまくりを決めて、6月戸田以来、通算2度目の優勝を飾った。1枠の赤岩善生は2着まで。外崎悟が3着に入った。

青木はスタートはコンマ23。遅めの仕掛けだったが、1周1Mはちゅうちょせずにツケマイ。ターン出口でウィリーターンを決め、粘る赤岩を振り切った。「(1Mは)差そうと思ったけど、足が良かったのでツケマイが決まるだろうなと思っていました。勢いがあれば、1(赤岩善生)は落とすだろうと思ったので良かったです」。若武者らしい、思い切った走りながら、冷静な判断も光った。

初日後半から5連勝。序盤からエンジンに手応えはあった。「(最終日は)時間がたくさんあったので、朝に1回乗ってペラ調整していました。エンジン本体は節間で問題ないと分かったので、このままでいこうと思いました。自信はありました」。相棒の29号機は複勝率こそ低いが、それを覆す足に仕上げた調整力はお見事だ。

25年は戸田のフレッシュルーキーに選ばれた。さらなる飛躍が期待される。「A1(昇格)は必須なので、クラシックを目指していきたい。僕でも優勝できるので、もっと経験を積んで5、6回優勝してクラシックに出たいです。師匠の黒井(達矢)さんと(SGで)一緒に走りたいです」。伸びしろ十分の24歳は大きな目標を掲げて、25年も突っ走っていく。