日刊スポーツ杯は、上田健太(29=愛知)のうれしい初優勝で幕を閉じた。デビュー以来約7年8カ月、優出13度目にしての初Vとなる。優勝戦1枠は3度目で三度目の正直を体現した。2着新田泰章、3着渡辺雄朗が入った。
「とにかく普通に先に回れば勝てます。気負わずいきます」と優勝戦前に話していた。コンマ11のトップスタートから先マイし、他艇を寄せ付けない完勝劇だった。
この優勝の裏には1月の多摩川優勝戦1枠で負けた悔しさがある。「全ての流れが来ていて、優勝とはこういう感じでするんだなと思っていました。変に自分にプレッシャーをかけていました」と振り返る。それがあったからこそ、今回の優勝戦は「まったく緊張しなかったです」と、さわやかな笑顔を見せた。
自身初のA1級となった今期。「A1級になったらこんなに流れが変わるんですね」と節間話していたが、最後までこの流れを手放すことはなかった。3月に生まれた子どもにも優勝という最高のプレゼントを届けることができた。
今後は「A1級に上がったことで記念(G1)とかに呼ばれることがあれば、自分の実力を試してみたい」と抱負を話す。
水神祭では、飛び込んだ後、誰も寄ってこない、いわゆるサイレント・トリートメントが行われ、上田の人柄の良さが見て取れた。(もちろんその後、みんなで笑顔の撮影が行われました)。
次走は住之江G3企業杯(21日~26日)へ出場予定。





















