日本サッカー協会が、引き分けに終わったイラク戦を検証する。先制しながら、暑さに足が止まりミスから失点して引き分けた。ハリルホジッチ監督は5月末から海外組を先に集め、17日もの活動期間で準備を進めてきたが、勝ち点3を手にすることはできなかった。試合後、田嶋会長は「どう戦っていくか、何が問題かというところを考えなくてはいけない。スタッフだけでなく、技術委員会でも検討してもらう」と話した。

 その技術委員会をまとめる西野朗委員長は、現体制を支持するかについて「もちろん」とした上で、次のように語った。「検証しなきゃいけないと思いますよ。時間的には十分にあった。今日までどうだったのか、という部分は。正確に捉えなきゃいけない」。最終予選も大詰め。ハリルホジッチ監督を中心とした、取り組みにメスが入るかもしれない。