ドイツ1部ケルンの日本代表FW大迫勇也(27)が18日、東京・江東区で開催された、用具契約を結ぶアシックス社のサッカーイベントに参加した。

 事前の抽選に当選した約20人の参加者に体幹トレーニングを指導。大雨のため予定されていた屋外でのミニゲームは約10分程度しかできなかったが「楽しかったです。(外で)サッカーができて良かった」と笑顔を見せた。

 1人1人と2ショット写真を撮影しただけでなく、ジャンケン大会の勝者には、W杯ロシア大会アジア最終予選イラク戦(13日、テヘラン)で、先制ゴールを決めた時に履いていたスパイクにサインをしてプレゼントした。

 「まずはゆっくり休むこと」と、しばらくの間は家族サービスや古巣鹿島の試合観戦など休養に努める予定だ。だが、日本代表戦に話が及ぶと、8月31日の次戦オーストラリア戦(埼玉)に向け「僕がやらなきゃという責任感がある」。エースストライカーとしての自覚を言葉にした。

 所属のケルンでも今季公式戦32試合出場9得点8アシストを記録し、リーグ戦では30試合7得点6アシスト。欧州リーグ出場権を得る5位躍進に貢献した。来季はチームでもエースの役割を求められるため「2ケタ得点はとりたい。アシストはそのままで」。また、参加者から「将来はどこのクラブにいきたい?」と問われると「まずはドイツ1部の優勝争いができるクラブにいきたい」と、さらなる飛躍を誓った。