W杯ロシア大会の出場権が懸かる最終予選オーストラリア戦(31日、埼玉)に臨む日本代表が27日、さいたま市内で合宿をスタートさせた。

 チーム最年少の21歳MF井手口陽介(ガンバ大阪)は、強心臓ぶりを発揮。最初の20分間のランニングで、ずっと話し続けていたのは井手口だけだった。最年少らしい無邪気さを見せ、リラックスした様子だった。

 他のメンバーは走りながら話すことがきつくなり、だんだん口数が減ってくるが、豊富な運動量が持ち味の井手口には余裕も見える。前日26日の鳥栖戦後に「少しでも出場できれば」と意気込んでいた21歳はオーストラリア戦の出場に向け、着々とアピールを進めている。