【ドーハ4月30日(日本時間5月1日)=佐藤成】U-23(23歳以下)日本代表が、パリ五輪(オリンピック)アジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップ(アジア杯)カタール大会の準決勝イラク戦に勝利し、五輪出場を決めてから一夜明け、団長を務める日本サッカー協会(JFA)の山本昌邦ナショナルチームダイレクター(ND=66)が当地で取材に応じた。
コーチとして携わった96年アトランタ五輪のアジア最終予選も、今回と同じように集中開催の準決勝で五輪出場権を獲得した後、決勝が残る展開だった。
「準決勝でサウジアラビアに勝って、決勝戦もあるって言った時、選手みんな『何で決勝なんかあんだよ』って言いましたからね。『いらねえ』っていう感じだったんです」と懐かしがった。
当時は28年ぶりの五輪出場が目標だった。「今の世代は、出ることは『最低条件』と言っているわけじゃないですか。それが日本の積み上げてきた歴史だと思うし、優勝しないと評価されないんだよね、と。先輩たちがやってきた日本の財産というか、積み上げてきたものだと思う」としみじみ。「当時と明らかに変わって成長していると思います」と高く評価していた。

