18年W杯ロシア大会出場がかかった31日のアジア最終予選オーストラリア戦(埼玉)に向けて合宿中の日本代表のFW岡崎慎司(31)が29日の練習後に取材に応じ、大一番でのゴールに意欲を見せた。

 所属するレスターではスタメンを勝ちとり、開幕戦から2試合連続ゴールを挙げるなど調子を上げて代表に合流した。「試合にも出ているし、個人的に不安要素はない。レスターでも頭の中では攻撃に重きを置いてやってきた。どこにいても自分の特徴を出し切ることで還元できるという気持ちを持っている」と、自信を胸に大一番へ臨む。

 自身3度目のW杯予選だが、「W杯がかかった試合は特別。緊張感もあるし、(ゴールを)決めれば興奮する」と高ぶる気持ちを口にした。FWに求められる仕事は当然ゴール。「俺が決めると思うのは当然のこと。力まず、100%の力を出し切ることが大事」と落ち着いた表情だった。