サッカー日本代表と20年東京オリンピック(五輪)世代である同U-21日本代表を兼任する森保一監督(49)が3日、両代表を異例の早さでミックスさせる初の融合強化プランを明かした。この日、U-21日本代表で参加するアジア大会のメンバー20人を発表。早ければ次の大会から、オーバーエージ(OA)枠の選手を複数人合流させたい考えを示した。

 兼任監督となってから初めての国際大会となるアジア大会では「目標は頂点に立つことはもちろん」と前置きしつつ、ベスト4進出をノルマとした。5月のトゥーロン国際はA代表に同行していたため参加できなかったが、「コンセプトもより意思統一してできていると報告を受けている」と前進の手応えはある。高温と過密日程は東京五輪でも想定できる環境。2年後の大一番も見据えつつ、結果にこだわる。