ジュビロ磐田のホープ3人が、東京オリンピック(五輪)世代となるU-21(21歳以下)日本代表に選出された。7日、日本協会が同代表のUAE遠征メンバーを発表。磐田からは、FW小川航基(21)が5月トゥーロン国際大会、DF大南拓磨(20)が9月アジア大会、MF伊藤洋輝(19)が1月U-23アジア選手権以来に選出された。

11日からのUAE遠征では、「ドバイ杯U-23」に出場。U-23ウズベキスタン代表などと3試合を行う予定で、3人は磐田市内での練習後、決意を語った。

小川航 得点という結果が大事になります。インパクトを残したいです。

大南 「やってやろう」という気持ちです。(前回招集の)アジア大会からの成長を見せたいです。

伊藤 五輪まで2年しかありません。サバイバルだと思って、大会では自分の色を出していきたいです。

招集前日の10日には、アウェーFC東京戦(午後2時、味スタ)を控える。勝てばJ1残留が決まる可能性のある重要な一戦。前節ホーム・サンフレッチェ広島戦にフル出場した大南は「勝って気持ち良く代表に向かいたいです」と言葉に力を込めた。【前田和哉】