22年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア2次予選のモンゴル戦(10日、埼玉)とタジキスタン戦(15日、ドゥシャンベ)に臨む日本代表メンバーが3日、都内のJFAハウスで発表された。

前回は4人だった国内組は、DF畠中慎之輔(24=横浜F・マリノス)、MF橋本拳人(26=FC東京)、FW永井謙佑(30=FC東京)と1人減少。タイトな日程での活動となるが、今回も海外組中心の構成となった。

これについて森保一監督(51)は「欧州組はクラブに『日本に戻ることは、体調を崩して帰ってくる』というくらいに考えられている中で、ポジションを失うかもしれないけれど日本のために覚悟をもって戦ってくれています」と主張。

「実際に毎回の代表活動後、所属チームで多くの選手は、1試合はスタメンでは出られず、ベンチで終わるなど難しい状況の中で、チームで存在感を示してポジションを奪おうとしてくれている。今回のタイトな日程に関しても、そのときにできるベストをしっかりと出してくれると思う。日本代表で戦うのは当たり前という覚悟をもってやってくれているので、心配していません」と言い切った。