FIFAランキング28位の日本は、20年初の国際Aマッチで同53位のカメルーンと対戦し0-0の引き分けに終わった。

昨年6月の南米選手権でデビューして以来2度目のA代表戦となった、東京五輪世代主将のMF中山雄太(23=ズウォレ)は、ペナルティーエリア付近までボールを奪いに行くなど、積極的なプレーを見せた。

試合を終えて「守備の部分では、意識していたアグレッシブな部分で通用するところもあったという手応えがすごくある」と自信を得た様子。同時に「攻撃でマイボールの時間を増やすようなプレーをもっと増やせるようにしたい」とも話した。

チームでは、前線の選手にボールが入ったときの「トランジション(攻守の切り替え)」を意識的に取り組んできたと明かし、「手応えは感じつつも、もっともっとやらないといけない、という気持ちから向上させていきたい」と引き締めた。