22年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア2次予選F組の残り試合が、日本でセントラル方式で行われることが12日、発表された。アジアサッカー連盟(AFC)が同日明かしたもので、2次予選の各8組が5月31日~6月15日に組ごとに集中開催することを各国に伝え、発表した。

日本は30日にフクダ電子アリーナ(フクアリ)で同予選のモンゴル戦を実施するが、他のほとんどの国がコロナの影響で3月のIMD(国際マッチデー)は試合の実施を見合わせている状況だ。国際サッカー連盟(FIFA)はすでにAFCへ「6月までにはアジア2次予選をすべてクリアするように」と通達しており、6月のセントラル方式開催は事実上、決まっていた。

しかしコロナ禍が収まらないことで、6月の集中開催の場所が決まらず、発表が先送りになっていたが、このほど各組ごとの開催で方針が固まり、この日の発表となった。日本はすでに6月7日にタジキスタン、15日にはキルギス(ともにパナソニックスタジアム吹田)が組まれており、延期になったミャンマー戦を含め、同月に3試合をこなすことになる。

他にはA組は中国、B組はクウェート、C組はバーレーン、D組はサウジアラビア、E組はカタール、G組はアラブ首長国連邦(UAE)、H組は韓国で開催する。また、アジア最終予選は8月30日~9月7日のIMDからスタートする予定だ。