FIFAランク27位の日本が、1年4カ月ぶりに再開したW杯予選で、同190位モンゴルに14得点を奪い圧勝した。

ゴールラッシュの始まりは前半13分。左サイドを崩すと、中央でボールを受けた南野が左足で冷静にコースを狙い、W杯予選5試合連続のゴールを奪った。

同23分には吉田の縦パスを南野がスルーし、裏に抜け出した大迫がGKとの1対1を右足で冷静に決めた。その後も、鎌田の2試合連続ゴールなどで、前半を5-0で折り返した。

守備でも高い集中力を保った日本は、後半もゴールを狙い続けた。同10分には、CKからのこぼれ球を拾った鎌田がペナルティーエリア左で相手を抜き去り、中央にいた大迫へパス。大迫も落ち着いて、この日2点目のゴールを奪った。その後も、途中出場の稲垣、古橋が代表初ゴールを決めるなど、多彩な攻撃で圧倒した。

日本は、10-0で勝利した97年3月、6月のマカオ戦を上回り、アジア予選での最多得点記録を更新した。