J1清水エスパルスGK権田修一(32)が20日、6月にW杯アジア2次予選と国際親善試合に臨む日本代表に選出され、オンライン取材に応じた。「3月の代表活動に続いて、今回も選出されてうれしく思う。サムライブルーの一員として、国民の皆さんに喜んでいただける結果を残したい」と力強く話した。

今季は清水でリーグ戦全14試合にフル出場中。正守護神としての地位を確立している。それでもチームは2勝6分け6敗で、リーグ暫定16位に低迷する。権田は「クラブでのプレーが代表につながる。どういう評価をされるのか、危機感もあった」と、率直な思いを明かした。それでも「今の個人の状態を見せられるチャンス。良いプレーをすることにフォーカスしたい」と、代表活動を見据えた。

出場機会を求めて、ポルトガル1部のポルティモネンセから期限付き移籍で今季加入した。「日本に戻ってきて(プレーが)落ちたと思われたくない。成長度は変わっていないことを示したい」と力を込めた。