サッカー日本代表DF長友佑都(34=マルセイユ)が14日、オンライン取材に対応し、デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン(29=インテル・ミラノ)への思いを語った。

エリクセンは欧州選手権1次リーグB組フィンランド戦の途中に意識を失い倒れた。現在は意識が戻り、容体は安定している。長友にとっては、かつて自身が所属したインテル・ミラノの選手ということもあり「まずは彼が無事であることを願っている。ワールドカップ(W杯)でも戦いましたし、インテルで戦っていることもあって、親近感もあって」としみじみ語った。

「ただサッカーではこういうことも起こり得る中で、デンマークの選手の対応もすごく感動して。エリクセンは愛されているなと。素晴らしいチームだなと。あの振る舞いで感じました」とチームメートの初動対応やフォローに心を打たれた様子だった。同時に「生きていることに本当に感謝しなくてはいけないと感じましたし、改めて生きていることで、後悔無く挑戦したいなと再認識された」と強い覚悟も示した。