日本は敵地での勝利でW杯出場圏内のB組2位に浮上した。試合後、DF冨安健洋(23=アーセナル)が、オンライン取材に対応した。

一問一答は、以下の通り。

-現在の心境は

冨安 この2試合で勝ち点6を取れて、順位も2位に上げられて、良かったです。

-緊張感があった

冨安 1つのミスで、勝敗が決まる守備や90分間だった。常にコミュニケーション取りながら、下がりすぎることなく、ゼロに抑えることが出来た。常に言っているけど、後ろがゼロに抑えられれば、勝利につながる可能性が高まる。それが僕らの仕事。これからも、それを求めてやっていきたい。

-楽な相手だったか

冨安 楽ではない。手ごわかった印象を持っている。選手の能力、全然簡単な試合ではなかった。もちろんプレミアリーグでやっているので、向こうではサイドバックをやっているので、より負荷はかかる。フィジカル的なものはサイドバックより、センターバックの方が負荷がかかる。

-1-0へのこだわりは

冨安 無失点に抑えるこだわりはある。でも、1点じゃなくても、何点でも取れた方がいい。無失点に対しては毎試合思っている。

-以前、サイドチェンジの意義を話していた。課題を感じているか

冨安 もちろん、使い分けは必要ですが、もっと1個飛ばしでパスを飛ばせた場面はあったかもしれない。ただ、僕の言うサイドチェンジは、ロングボールでのサイドチェンジではない。中盤経由して、逆のサイドのバイタルを攻めるとか、ロングボールのサイドチェンジだけを言っている訳ではない。

-三笘が後半に入ってくる戦略がある中、リスクを取りすぎないようにというのはあった

冨安 三笘君が後半から入るのは、知らなかった。結果として、90分間、揺さぶられ続けると体力的にきつい。ボールを持つ時間を長くして、相手を揺さぶっていく時間は必要。相手がより強くなった時にも、やらないといけない。五輪の準決勝のスペイン戦でも、ボールを持たれて、延長でやられた。地盤をつくるということは、どこが相手でもやらないといけないこと。そこは1つの課題という感じですね。

-前回のオマーン戦は不在。その中で、初戦の反省を生かしたように見えた

冨安 勝ちながら、成長するに越したことはない。かといって、サッカーやっている以上、負けることもある。勝って、反省するというか、勝ちたいですね。