サッカーの22年ワールドカップ(W杯)カタール大会の組み合わせ抽選会が1日、ドーハで行われ、7大会連続7度目出場の日本は強豪スペイン、ドイツと同じ1次リーグE組に入った。

【W杯組み合わせ一覧】森保ジャパンはスペイン、ドイツと同じ“死の組”/抽選会ライブ詳細

日本サッカー協会の田嶋幸三会長(64)はドーハで取材に応じ、「このグループ入ったらいいなというところにスポッと入ってくれて、非常にやりがいがあると思っています」と笑顔で話した。

W杯優勝経験のある両国とは縁も深い。「僕もずっと、ドイツで勉強させてもらったし、そしてスペイン協会も実に友好的に我々に学ぶことをすすめてきてくれた。そういう意味では、いい恩返しをしたい」。

照準はまず、11月23日の1次リーグ初戦のドイツ戦になる。「我々は、まだ残念ながら第3ポットのチーム。初戦でいかに勝ち点を取るか。初戦である程度、自分たちの力をしっかり見せられるかどうかは、非常に大切だと思う。うまくすればチャンスはある」。2、3戦目への勢いをつけて、1次リーグ突破を目指すプランを描いているようだった。(ドーハ=磯綾乃)