日本サッカー協会は16日、技術委員会を行い、反町康治技術委員長(58)が終了後にオンライン取材に対応した。ワールドカップ(W杯)カタール大会直前の9月の国際親善試合2試合は、欧州でW杯出場国と対戦する方向であることを明かした。

今月上旬には米メディアが、米国が日本と9月に欧州で国際親善試合を行うと報じていた。

対戦相手について、反町氏は「ここで言及することできないが、W杯に出場する国であることは間違いないと理解してもらえれば。最終的な調整をしているので、大詰めまできているのは間違いない」と話した。

また、欧州で開催するのかという質問には「そうですね、そういう方向で考えていると捉えてもらっていい」と返答。W杯本番へ向けて大事な2試合となる。

日本代表は、6月の国際親善試合4試合を14日のチュニジア戦で終えた。反町氏は「ミスから失点したところもあるかもしれないけど、今の段階で(ミスが)出るのは、最終的にジャンプするための膝を曲げている段階だと思ってもらって」と、前向きに振り返った。

日本代表は今後、7月に国内で行われるE-1東アジア選手権(7月19~27日)に、国内組で臨む予定だ。