日本代表に初招集されたFW町野修斗(22=湘南)が18日、東アジアE-1選手権(19~27日)へ向けてオンライン取材に対応し、夢だった代表入りについて語った。

身長185センチの高さを生かしたポストプレーを得意とし、頭だけでなく、左右の足の精度にも定評がある大型ストライカー。初の日の丸を背負い「代表は常に目標ではあった。でも、テレビで見る、そっち側だった。夢という感じでした」と心境を口にした。

大阪・履正社から18年に横浜F・マリノスに加入。ただ、出場は0試合。19年は当時J3のギラヴァンツ北九州に期限付き移籍し、30試合8得点を記録。20年は北九州に完全移籍を果たし、J2の舞台で32試合7得点。その活躍が認められ、21年から湘南に完全移籍。J1の場に戻ってきた。

昨季は31試合4得点にとどまったが、今季は現在J1で日本人2位タイの8点をマークする。「マリノス1年目で、練習にも参加できない状況の悔しさが大きい。見返したい思いがあった」と原動力とする。

悔しい日々を乗り越え、今は自信がある。現在の好調さについて「練習で、ゴールする回数が増えてきて、町野にボールを預けたら点を決めてくれるという信頼感とか、パスが出てくる回数も増えてきた。町野に預けたら大丈夫という、イメージが作り出せた」とうなずいた。

日の丸の舞台でも、同様の信頼感をプレーで見せる。「プレッシャーは少なからずある。でも、楽しみの方が大きいかなと。目標は3ゴール。パスも出てくると思うし、チャンスは3本以上はあると思っている。しっかり決めたいと思っています」と活躍を誓った。