森保一監督(53)が、韓国とのライバル対決に完勝して森保ジャパン初のタイトルを手にした。

自身が指揮した東京五輪で主力として起用していたMF相馬が先制点を奪うと、広島時代から旧知で互いをよく理解するDF佐々木が追加点。さらには初招集ながら日韓戦の大舞台で1トップに抜てきしたFW町野にもゴールが生まれるなど、起用がはまった。

前回の19年大会では韓国に0-1で敗戦して準優勝。「日韓戦が特別であると国民のみなさん、サッカー関係者のみなさんが考えていることは理解している」と、リベンジへの思いを語っていた。試合前の国歌斉唱では目を潤ませる場面も。中国との第2戦では悔しいスコアレスドローも、この日は3発で快勝してみせた。国内組のみで練習時間もほぼないまま臨んだ大会だったが、結果を残した。