サッカーのワールドカップ(W杯)の優勝トロフィーが26日、日本に上陸した。

11月開幕のW杯カタール大会に先立ち、国際サッカー連盟(FIFA)とコカ・コーラ社が「ワールドカップ・トロフィーツアー」のイベントを実施。優勝トロフィーが大会に出場する32カ国を含む51の国と地域を巡るもので、5月にスタートし22カ国目として日本に到着した。

トロフィーはW杯の優勝チームのメンバー、または国家元首しか触れることができないとされている。

この日は2002年W杯日韓大会でブラジル代表として大会を制したリバウド氏が来日。20年ぶりにトロフィーを手にしてみせた。

リバウド氏はW杯カタール大会に向け「日本が厳しい組に入ったことは理解しているが、実力を考えれば、決勝トーナメントに進むことはできると思っている」と森保ジャパンにエールを送った。

イベントに出席した日本サッカー協会の田嶋幸三会長は「我々はまだベスト16の壁を破っていない。目標はベスト8。選手も監督も、それが現実になると確信を持って準備している」と、大会での躍進へあらためて意気込みを語った。