日本サッカー協会は1日、サッカー日本代表応援プロジェクト「新しい景色を2022」発表会と日本全国バスキャラバン出発式を行った。

イベントには日本サッカー協会の田嶋幸三会長(64)、宮本恒靖理事(45)、お笑いコンビ、見取り図の盛山晋太郎(36)とリリー(38)が出席。また、U-20女子ワールドカップが行われたコスタリカから帰国し、会見を行っていたDF長江伊吹(20=長野)とFW浜野まいか(18=INAC神戸)も加わった。

このプロジェクトは、11月に開幕するW杯カタール大会を盛り上げるためのもの。日本代表オフィシャルバス「JFA's DREAM」を含む5台のバスが全国のJFA主催試合やイベントをまわる。また、新ユニホームのコンセプト「ORIGAMI」と連動し、折り紙型のカードに応援メッセージを集め、折り紙アートなどの形で日本代表に届ける予定。他にも9月23日のアメリカとの国際親善試合のパブリックビューイングなど、さまざまな企画が催される。

宮本氏は自身が出場した02年日韓大会を例に挙げ、応援の力を語った。「バスが向かうとき沿道の人がみんな手を振ってくれて、新幹線で移動する時はみんなが来てくれて、やるしかないなと心奮い立つものがあった。必ずパワーになる。選手は意気に感じてやってくれると思います」。

全国バスキャラバンは7日の天皇杯、ヴィッセル神戸-鹿島アントラーズ戦(ノエスタ)からスタートする。