FIFAランキング11位のサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」が、同46位のナイジェリアを2－0で下し、勝利を収めた。
0－0の後半19分、ゴール正面からのFKを得たなでしこジャパンが、好機をものにした。MF猶本光（28）からのパスをFW田中美南（28）が胸でトラップし、そのまま右足でゴール右へシュート。先制すると、同23分にも、ペナルティーエリアでの反則を受けて獲得したPKで、またもや田中がネットを揺らした。
池田太監督（52）は「短いトレーニングの時間の中で、3枚のDFという新しい取り組みをした。前半は慣れない様子もあったけど、時間がたつにつれて（修正して）勝つことができた」と振り返る。
後半からは、U－20女子W杯コスタリア大会に出場したMF藤野あおば（18）、FW浜野まいか（18）も投入。「チームの底上げをして、来年のWカップに向けて準備していきたい」と若い世代の選手の活躍にも期待を寄せた。
