【ジッダ(サウジアラビア)19日=岡崎悠利】日本(FIFAランキング18位)は21日にワールドカップ(W杯)アジア2次予選第2戦でシリア(同92位)と戦う。DF谷口彰悟(32=アルラヤン)はチームで唯一、中東のカタールリーグでプレーしている。18日のジッダ入り後の現地初練習では暑さに慣れるため、あえて長袖を着る選手もいる中、半袖でさっそうと練習をこなした。「“帰ってきた”感がある。いつも通りでいいかな」と、頼もしく語った。
日本は、サウジで開催された国際親善試合は過去5戦5敗。今回は格下相手となるが、守備陣にとって大前提となるのが無失点で封じること。冨安も不安を抱え、板倉も不在。30代の谷口にかかる期待は大きい。相手の得点源、192センチの長身FWソマについて「個人のバトルも絶対負けてはいけないし、(DFの)ライン設定は、彼を置いていくポジショニングをしたい」と“封殺”を宣言した。
この日はちょうど、22年W杯カタール大会開幕から1年。同大会では鼻骨骨折でフェースガードをつける「バットマン」姿でも話題になったイケメンDF。金星を挙げたスペイン戦で抜てきされ、30歳を超えて中東でプレーする現在も代表に食らいつく。中東を熟知する男が、シリア戦でも最終ラインを引き締める。

